仕事にやりがいを
感じるなら
やっぱり製造業!

板金グループ リーダー西 智弘

2013年入社

働く社員インタビュー

運命を感じ、入社を決心。

 2013年2月に中途で入社をしました。岩本鉄工所は3社目でこれまでは漬物を製造する会社と、工事現場等で使用する間仕切りを製作する会社で勤めていました。漬物は製造にも携わっていましたが、調達や発注業務等いわゆる“加工”に携わっていたわけではありませんでした。 岩本鉄工所は、転職活動中にハローワークでその存在を知りました。それまでいわゆる製造業という仕事には縁があるようでなかったので、生産現場での仕事に運命を感じ、入社を決めました。

仕事の奥が深く、充実した毎日。

 現在の私の仕事はプレスブレーキと呼ばれる機械で鉄を曲げて製品にするのが主な仕事です。曲げると言っても、材料の厚みによって曲げる力も変わりますが、曲げる角度によっては材料自体の伸びる長さも変わりますし、使用する鉄板のロットや板の使用部分(中央か端)等に材料ごとまがり方も変わります。その為、曲げるという加工一つとっても非常に技術と経験が必要となります。仕事の奥が深く、これまでの仕事と比較してもやりがいという面で非常に充実した日々を送っています。

「ど素人集団」から「鉄工職人集団へ」

 私たちの加工した製品がどこに使われているのかというと、建設機械や工作・産業機械のカバーやフレームなど部品で使われ、大きさも様々にあります。日常の生活で見かけるものばかりではありませんが、CMやTVで見かけることがあり、私たちの生活の根幹を支えているのだなと思い、家族にも誇りを持てる仕事だと実感しています。作っている製品の多くは複雑な形状を持っていて、曲げる方向や順番を間違えると図面通りの形を作ることができません。その為、正確な曲げ加工を頭の中で、シミュレーションできることが必要です。入社したての頃は非常に苦労したのを覚えています。とはいえ、みなさんはそんな心配はいりません。なぜなら、最近の技術革新により、設備が経験不足をカバーしてくれるからです。機械が自動でシミュレーションしてくれて、簡単にミスなく加工できるようになっています。こういうのもなんですが、私がリーダーを勤める板金グループも当初は「ど素人集団」でしたが、今では、「鉄工職人集団」になってきました。

就職活動中の方に一言

 今後は、板金グループのリーダーとして、機械ではまだできない領域の技術を磨き、さらなる会社の発展に貢献していきたいです。共感を持って、働いてくれる方をお持ちしています。